G20では何が話し合われるの?仮想通貨への規制はどうなる??

仮想通貨

2018年3月19日にG20が開催されますね。

今回のG20では、仮想通貨が一つの大きなテーマになると言われています。

今回は、「そもそもG20ってなんだ?」というところから、今回話し合われる仮想通貨の規制に対する各国の姿勢などについて、まとめていきたいと思います。

そもそもG20とは??

G20とは、”Group of Twenty”の略です。

アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、日本からなるG7は、財務大臣・中央銀行総裁会議を定期的に開催していましたが、これにEU、ロシアおよび新興国11か国が加わり、1999年から「20か国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議」を開催しています。

G20参加国リスト

アメリカ
ドイツ
イギリス
フランス
イタリア
日本
カナダ
EU
ロシア
中国
インド
メキシコ
ブラジル
オーストラリア
南アフリカ
インドネシア
韓国
トルコ
サウジアラビア
アルゼンチン

各国の仮想通貨に対する規制など

仮想通貨に対する見解は、国によって様々です。

厳しい姿勢を見せ、強い規制をかけている国もあれば、比較的自由に取引を行うことができる国もあります。

ここからは、各国が仮想通貨に対して、現時点でどのような姿勢をとっているのかについて見ていきたいと思います。

日本

日本は仮想通貨に対して規制はあるものの、寛容な姿勢を示しています。

2017年4月には「改正資金決済法(仮想通貨法)」が成立し、国から正式に仮想通貨が決済方法として認められました。

現在、日本で取引を行う仮想通貨交換業者は、身分確認を行わなくてはならないことになっています。

アメリカ

アメリカ合衆国も、規制はあるもののどちらかというと寛容です。

州によって自由度が異なりますが、大きな規制はかけていません。

仮想通貨事業者にライセンス取得を課しているところもあれば、非課税にして技術発展を後押ししようという考えの州も存在します。

やはりアメリカの場合は、各州によって考え方の違いが大きいようです。

ロシア

ロシアでは、2017年頃には仮想通貨に対して法的な強い規制がありました。

中央銀行が「ビットコインを個人や法人が用いてはならない」という声明を発表していたのです。

しかしその後仮想通貨への規制は弱まっています。

仮想通貨に対して全面的な規制はないものの、一部仮想通貨には規制の準備を進めるなど、法的整備を進めていく予定です。

フランス

フランスの金融市場庁(AMF)のオフェル長官は、仮想通貨に対して非常に厳しい見解を示しています。

またルメール経済財務相は、「投機やビットコインに起因する潜在的な金融転換によるリスクを拒否する」と述べ、仮想通貨を規制する方針を示しています。

ドイツ

ドイツ中央銀行のJoachim Wuermeling理事は、仮想通貨のルールは国単位で決めるのではなく、国際的な協力の下でルール作りを行うべきだと主張しています。

ドイツ・フランスの関係閣僚はパリで共同記者会見を開き、G20で規制案を共同で提案する方針だと発表しました。

中国

2018年1月にビットコインの価格が暴落し、連動するように仮想通貨の価格も下落しました。

中国の仮想通貨取引の規制強化が、その引き金になったと言われています。

また中国人民銀行は2月、仮想通貨取引、ICOに関わるすべてのウェブサイトを取り除くと発表しました。

これにより今後中国人は、国内はもちろんのこと、海外取引場へのアクセスも一切不可能になります。

韓国

韓国は、長らく仮想通貨に対して厳しい姿勢を示していました。

しかし最近これまでの方針を転換し、ブロックチェーン技術の発展を支援する方針を示しました。

金融監督院のチェ・フンシク院長は、2018年2月20日、記者団に対し、「規制強化よりは正常化に向けて取り組んでいく」と語っています。

方針転換後、これからどのような方向に進んでいくのか注目です。

麻生財務大臣欠席は日本の痛手となる可能性も

G20と森友問題の集中審議が重なってしまい、麻生財務大臣がG20を欠席することが発表されました。

仮想通貨先進国である日本としては、今回のG20で仮想通貨に関する話題をリードしていきたいところですが、国際的に知名度や発言力のある麻生財務大臣が欠席することにより、日本の存在感を示せなくなる可能性もあります。

まとめ

各国の仮想通貨に対する見解・規制についてみてきました。

中国のように強い規制がかけられている国もあれば、日本やアメリカのようにのように比較的寛容な国もあるなど様々です。

ビジネスが公平に行われるためには、多少の規制は必要だと思います。

適切な制度が整備され、自由に安心して仮想通貨取引を行えるようになるといいですね。

あわせて読みたい記事

丹羽宇一郎『日本の未来の大問題』を読んで~山積する課題に日本人はどう立ち向かうべきか~

佐藤航陽著『お金2.0』が超わかりやすい!新しい経済を解説した良書

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 仮想通貨
    2018年3月19日にG20が開催されますね。 今回のG20では、仮想通貨が一つの大きなテーマ…
  2. 英語 地球儀
    ネット上の翻訳サービスはまだまだ 英語が嫌いな方の中には、早くネットの翻訳サービスが発達して、英語…
  3. 小公女
    「小学生のうちの子どもにもう少し読書をさせたいけれど、どんな本を読ませればいいのかわからない」と悩ん…
  4. お金2.0
    『お金2.0』という本をご存知でしょうか? 去年発売され、これからの経済をわかりやすく解説した…
  5. ライティング
    最近は副業が流行っていますね。 その中でも人気なのが、「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのク…
  6. 野球ボール3個
    11年ぶりのBクラスに沈んだ2017年の読売ジャイアンツ。チームの若返りを図るべく戦力の整備を始めて…
  7. ザギトワ
    世界フィギュアスケート選手権が近くなってきましたね。 五輪女王のアリーナ・ザギトワ(Алина…
  8. 羽生 アイキャッチ
    羽生選手、金メダルおめでとうございます!!! 宇野選手、銀メダルおめでとうございます!!! …
  9. 納豆
    納豆にはどんな栄養分が含まれている?? 「栄養価が高い」と人気の納豆ですが、具体的にはいったいどん…
  10. 江ノ電
    家庭教師をやるとき、正直一番教えやすいのって「特別賢いというわけではないけれど、ある程度理解力があっ…

ピックアップ記事

  1. どろあわわ
    モコモコのずっしりとした泡が特徴のどろあわわは、10円玉を乗せても落ちないくらいの濃密な泡を作ること…
  2. 平昌オリンピックフィギュアスケート男子シングルでは、日本人の二人が金メダルと銀メダルを獲得し、歴史的…
ページ上部へ戻る