【中学受験】国語の言語分野確認と、『四科のまとめ 国語』の使い方徹底解説!!

四科のまとめ 国語

大量の暗記事項をマスターしなければならない中学受験。

その暗記事項の中で、ついおろそかにしてしまいがちなのが、国語の言語分野ではないでしょうか。

しかし、得点が安定しにくい国語で、勉強すれば必ず得点できる言語分野を落としてしまうことは、非常にもったいないです。

今回は、国語の言語分野のおさえておくべきポイントと、総復習に最適の『四科のまとめ 国語』の使い方を詳しく解説していきたいと思います!

言語分野の単元はこんなにある!

一口に言語分野、と言っても、その範囲は膨大なものです。

文節や単語、敬語などの文法知識に加え、かなや漢字の知識もマスターしておかなくてはなりなせん。また、「言語分野」ではないかもしれませんが、おさえておく知識としては、文学作品も外せません。

これらの知識を過不足なくしっかりと身につけるには、『四科のまとめ』が最適だと思います。この教材を受験までに完璧にすれば、言語分野で恐れるものはありません。

時々、重箱の隅をつつくような問題、四科のまとめに載っていないような問題が出題されるかもしれませんが、そういう問題は、捨てても良い問題(ほとんどみんなできないので、解けなくても差がつかない問題)です。

各単元の学習方法

ここからは、『四科のまとめ』を使った、各単元の効果的な学習方法をお伝えしていきたいと思います。

読解問題について

『四科のまとめ 国語』は、大きく分けて「文章読解編」と「言語要素編」があります。

文章読解編は、見開きで1単元になっており、単元ごとに、短い文章と、簡単な設問がいくつかあります。
『四科のまとめ』の読解問題は、正直文章が短すぎますので、1、2回さらっと解く程度でいいでしょう。四科のまとめの読解問題をじっくりやるよりは、もっと長い文章問題をたくさん解いた方がいいです。
ただ、文章読解編には、読解の基礎や重要なポイントが整理されていますので、一回もやらないというのはもったいないと思います。
さらっとでいいので、一度は見ておくようにしましょう。

文法の知識

このセクションで学習するのは、文節、単語、敬語、文章符号や原稿用紙、手紙文です。
まず、文節と単語の違いが出来ていないお子さんが意外と多くいるので、そこをしっかり確認しましょう。

また、単語に関しては、品詞の特徴やはたらきをすっかり忘れてしまっている、という場合が多く見受けられます。その場合、『四科のまとめ』は一旦わきにおいておき、予習シリーズに戻って復習しましょう。予習シリーズ以外のテキストをお使いの場合は、それでもかまいません。品詞を詳しく解説しているテキストに戻って、理解してから、四科のまとめを解いて、さらに定着を図りましょう。

かなと漢字の知識

このセクションは、さらに「かなと漢字の知識」と「漢字の音訓」という小単元に分かれます。

かなと漢字の知識

五十音図やひらがな・カタカナの筆順、かなづかい、送りがな、国語辞典の使い方、漢字の成り立ち、漢字の部首・画数・筆順を学びます。
これらは、できそうで意外とできない、いわば受験生の「穴」になりがちな部分なので、その穴を、早い段階で埋めておくようにしましょう。

漢字の音訓

熟語の読み方、同字異音、同字異訓、同音異字・同音異義語、同訓異字、付表の語(特別な読み方の言葉)、難しい読み方の言葉、漢和辞典の使い方を復習します。
これらは、入試で頻出なので、しっかり押さえる必要があります。
漢字の読み方の部分は、問題のすぐ下に答えが載っているので、紙などで隠して解いていきましょう。

熟語の知識

ここで学ぶのは、「熟語の組み立て」「三字の熟語」「四字の熟語」「対義語・類義語」です。

この中で特に重要なのは、四字熟語と対義語です。

四字熟語、類義語・対義語に関しては、私が生徒に教える場合は、まず別の紙にまとめ直して赤シートで暗記してもらい、ある程度覚えてから、四科のまとめで確認、という形をとっていました。
というのも、四字熟語や類義語・対義語は、一度予習シリーズで学習してはいるものの、ほとんど忘れてしまっているお子さんが多く、その状態から四科のまとめを解いてもほとんど答えられず、時間がかかってしまって効率が悪いからです。
しかし、予習シリーズでやったことをしっかり覚えているお子さんの場合は、はじめから四科のまとめを解いてもいいと思います。
そのあたりは、お子さんの定着度に応じて判断していただければと思います。

語句の知識

慣用句、ことわざ、故事成語、そして語句の意味や用法を学びます。

慣用句は、問題数は豊富で申し分ないのですが、慣用句の空欄を埋める問題ばかりで、意味を答えさせる問題がありません。
そのため、意味を答える練習は別で行わなくてはなりません。
『四科のまとめ』をただ解くだけでなく、誰かが慣用句を言って、その意味を答える練習もさせてあげてください。
赤シートなどを使って自分で暗記できる場合は、それでもいいでしょう。

次にことわざと故事成語ですが、この二つは、意味を答えさせる問題がたくさん用意されていますので、問題を繰り返し解くだけで、必要な知識は身につくでしょう。

また、最後の「語句の意味・用法」ですが、これは、子どもが普段あまり使わないような少し難しい言葉の意味を理解し、使いこなせるようにするためのセクションです。
例えば、「いきまく」「うそぶく」「いぶかる」「あさましい」「しおらしい」「すげない」などの言葉は、あまり日常生活で頻繁には使いませんが、文章ではよく出てきますし、受験には必須の知識です。そういった知識が、問題を繰り返し解くうちに身についていくでしょう。

文学作品

日本の古典~近代の文学作品、外国文学、短歌、そして俳句が載っています。
それぞれ一覧表と問題があるのですが、問題になっているものだけ覚えれば十分でしょう。もちろん、余裕があるのなら一覧表に載っているものすべてを覚えるに越したことはないのですが、他の科目の学習もありますし、なかなか国語ばかりに時間を割いてもいられないと思いますので、まずは問題になっている部分を何回も繰り返してしっかりと定着させましょう。

また、短歌や俳句にはたくさん触れておくようにしましょう。なぜなら、現代の子どもは、なかなか古い文学に触れる機会がなく、なじみがないからです。
少しでも多くそれらに触れることで、受験で短歌や俳句が出されても、慌てず落ち着いて解けるようにしておきましょう。

四科のまとめはいつから使い始めればいいの?

『四科のまとめ』を使い始める時期ですが、基本的には、6年生になってからでいいでしょう。
もちろん、6年生というのは、受験生にとっての6年生です。すなわち、5年生の2月ですね。

ただ、余裕がある場合は、5年生のうちから手を付けてもいいでしょう。しかしこれはあくまで「余裕がある場合」です。他のことで手いっぱいの場合は、ひとまず5年生でやるべきことを優先しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
言語要素というのは、入試での配点は決して多くはないかもしれませんが、勉強さえしていれば必ず得点できる分野ですので、対策を怠るのは大変もったいないことです。
『四科のまとめ』を何周も繰り返して完璧にマスターし、「言語要素なら怖いものなし!」という状態に持って行ってしまいましょう。

『四科のまとめ』を含め、四谷大塚の教材は書店では販売されておらず、インターネットでの販売となります。
以下のサイトから購入することができます。

四谷大塚の教材

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