子どもにピアノを習わせるメリットや注意点など

ピアノ

ピアノは子どもの習い事としては昔から最もポピュラーなものです。目的も音楽に触れさせたあげたいという比較的気軽なきっかけから、プロのピアニストを目指そうとする人まで、その目的や方法も様々です。ではなぜ、こんなに習い事として定着しているのか、また良いことばかりなのか、習い始める前に考えておくべきこと、注意点などについて見てみましょう。

ピアノを習わせるメリット

まずはピアノを習うことのメリットです。

脳科学者のなかでもその効果が高いと考えている科学者は少なくないようです。小さなころから習い始めると音感が良くなることは間違いありません。聞く力は幼少期により進歩する、逆に聞かなければ聞く力はどんどん落ちていくことがわかっています。日本人が英語のLとRの発音がなかなか聞き分けられないのは小さいころにそのような発音の違いに触れていないからといわれているのがそのことを証明しています。子どものころからピアノを習うことで、中には絶対音感がつく子もいれば、情緒の発達が促されたり、基本となる楽器を習うことで成長してほかの楽器をやりたいと思ったときに有利になることも間違いないでしょう。

さらに、ピアノを習う効果として記憶力も鍛えられます。のちのち、小学校に入りさらに上級になってくると勉強も難しくなってきます。そこでどうしても必要なのは記憶力です。好きなことで小さなころから記憶力を鍛えておくことで、将来的なメリットは大きくなるといえます。また、ピアノを弾くという行為は、楽譜を読みながら鍵盤をたたき、自分お奏でている音を聞きながら、時には足も動かさなければなりません。しかもどの行為も同じメロディーの中ではありますが、タイミングが異なるなどある程度バラバラな動きをしなければなりません。この行為を続けていくことで脳はいくつかの異なる動作や作業を一度に処理しなければならず、その処理能力は高くなる、つま平易な言葉で表現すれば頭がよくなるということがわかっています。脳科学的にも一般知能が高くなることは証明されています。脳は右脳と左脳にわかれていて、右脳は知性や感性をつかさどり、左脳は思考や理論をつかさどるといわれています。つまり、右と左の脳は異なった働きをしており、普段の生活で右利きの人は左脳が多く刺激されて右脳の刺激は少なくなってしまいます。両手を使うことで、左右の脳を刺激され発達に良い影響を与えてくれます。それは将来的には勉強だけでなく成長して仕事をするなどの社会生活を送るような年齢になっても生かされてくることはあるでしょう。

さらには、似たようなことではありますが複数のタスクを同時にこなすためには集中力も必要です。上達したいと思う時に子供の集中力も自然と養われていきます。そのうえ、運動神経もよくなると考えられています。運動、スポーツは自分で考えそのイメージを自分の体でいかに表現するかが重要です。このような観点から見てみると脳と筋肉などをつなぐ運動神経も良くなると考えられます。また、精神力にもよい効果が期待できます。よくある発表会などはたくさんの人を前に自分の腕前を披露する場所です。大人もそうですが、当然緊張感を個人差はあれ感じるはずです。人生の中で必ず来るであろう、このような緊張感を抱くことは経験としても重要ですし、度胸がつくと同時に聴衆の中にいたときのマナーなども身に着けることができます。

時には忍耐が必要なことも

これまで子どもがピアノを習うメリットについて、いろいろ見てみました。しかし、すべての子供に当てはまるわけではありませんし、思う通りにすべてが行くわけでもありません。実際に、習い始めたけれども結局、あまり長続きすぐに辞めてしまったという子も少なくありません。特に興味を持てず、練習もしないまま高い月謝だけを払い続けるのがもったいないと親が辞めさせエしまうケースもあります。また、辞めないまでも練習をするかしないかで親子げんかになったり、家族の雰囲気が悪くなったりすることは日常茶飯事です。親への精神的、経済的負担もありますので、習い始める際には思い通りにいかないということを肝に銘じ、そうなった時にどうするかの考えをしっかりと持って始めることが重要です。習い始めたらすべてが順当にいく子の方が少ないのです。大事なことは家庭でいかに長く続けることができるようにフォローできるかです。これは簡単そうで実はとても難しいことです。子供は楽しければ続けますし、一度いやだと思うとなかなか自分から進んでやろうとはしません。簡単に辞めてしまうと集中力が続かない、根気がないなどの悪い癖がついてしまうこともあります。そこで、無理に追い詰めてしまえばさらに悪循環に入ってしまうこともあるのです。このような時に、主に習い事のフォローをしているのはお母さんですが、母親だけではなかなかいうことを聞いてくれないこともあり、場合によってはお父さんの助けが必要になってくることもあります。家族全員でフォローしながら続けていく努力は必要です。

私がピアノを習った感想

私も、幼いころからピアノを習っていました。

正直、習わせてもらってとてもよかったと思っています。
ピアノを習っていたおかげで、音楽が得意になり、学校の音楽の授業や、音楽関係のイベントを楽しむことができました。
また、絶対音感も身についたので、カラオケなども得意になりました。

また、ピアノを習った効果だとはっきりと言い切ることはできないものの、自分では、集中力や記憶力はある方だと自負しています。これは受験などで非常に役に立ちました。

しかし、ピアノを習って一番良かったと思っているのは、好きなことに打ち込む力、努力する力や忍耐力が身についたことだと思います。
ピアノが好き、と言っても、練習は楽しいことばかりではありません。
新しい技術を身につけなければならないときは、すぐにできるものではありません。忍耐強く練習を続けなければなりません。
少しやってできないからといって諦めているようでは、上達は望めないからです。
私はピアノを習うことで、目標達成のため、努力を継続する力を養うことができました。

この力は、言うまでもなく今でも色々な場面で役立っていますし、これからも役立ち続けてくれることでしょう。

まとめ

ここまで、子どもにピアノを習わせることのことのメリットや、忍耐が必要な部分、また私がピアノを習ってきた感想になどを述べてきました。

私はピアノが大好きだったので、習ってよかったと感じていますが、何事にも向き・不向きはありますし、ピアノは、算数や国語と違って、絶対に身につけなければならないもの、というわけではありませんから、お子さんが関心を持ち、やりたいと感じたらやらせる、というのがベストでしょう。

やりたくないものを無理にやらせるほどかわいそうなことはありません。

ピアノは、ポピュラーで習うことのメリットも多いのはご紹介した通りですが、ぜひ、お子さんが興味をそそられる、好きになれそうな習い事を探してあげてください。

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