女子格闘家RENA(レーナ)の強さは何処にあるのか

レーナ アイキャッチ

今回は、女子格闘家のレーナ選手の強さについてお伝えしていきます。

女子格闘技、通称女子格(じょしかく)。

レーナ選手の主戦場は、シュートボクシングという競技です。

今ブームなのはRIZIN。

違いは、シュートボクシングは、キックボクシングをベースに、立った状態で相手への打撃、投げ技、関節技が認められているのに対して、RIZINは総合格闘技で、立った状態での相手への打撃、投げ技、寝ている状態の相手への打撃、関節技が認められております。

それでは、女子格闘家レーナ選手の強さを見ていきましょう。

引きこもり少女

子どもの頃は、両親が共働きで不在の時が多く、年齢の離れた4人の姉たちは、結婚して自宅を出ました。

ひとりぼっちの少女

レーナ選手は小学校1年生から、不登校だったようです。

テレビばかり見ていて、生活リズムは昼に起床、朝になると寝る生活だったそうです。

家から外に出ることもほとんどなく、小学校5年生までその生活は続きました。

両親がいない寂しさを、テレビを見て紛らわしていたのでしょう。

小学校6年生になったレーナ選手は、相変わらず不登校でテレビを見て毎日を過ごしていました。

両親はレーナ選手に、あるスポーツをさせてみようと決心します。

打撃格闘技とシュートボクシングに出会う

レーナ選手にとっての初めてのスポーツは、グローブ空手という打撃格闘技です。

グローブ空手とは?

グローブ空手は、道衣を着用して試合を行う競技です。

ジュニアクラスの場合は、ヘッドギアを着用して試合を行いますが、一般のクラスでは、ヘッドギアを着用せずに行います。

グローブ空手

ジュニアクラスの試合では、パンチとキックの手数の判定が重視されます。

レーナ選手は、小学6年生で地元大阪のジムでグローブ空手の稽古に通うようになります。
練習熱心で、ほぼ毎日のように練習を重ねて行き、その成果が出るまでに時間はかかりませんでした。
大会では、次々に好成績を残していきます。

かなりの実力があると認められたレーナ選手は、大阪の道場の館長から、シュートボクシングのプロ選手へ転向することを勧められます。

これが、レーナ選手のシュートボクサーとしてのスタートとなりました。
16歳の女子シュートボクサーの登場です。

シュートボクシング女子選手レーナ

プロ選手としてのデビュー

レーナ選手がプロシュートボクシング女子選手としてデビューしたのは、2007年7月のこと。
キックボクシングの大会でデビュー戦を迎えました。
レーナ選手は善戦するも、判定負け。

初勝利をつかんだのは、2007年の12月。女子シュートボクシングで判定勝ちしました。
こうして、プロとしての道を歩み始めることになります。

レーナ選手の戦い方のスタイル

レーナ選手は、主に打撃を得意としています。
パンチを主体とした戦い方で、キックに関しては、相手へのミドルキックを多用する傾向があります。

パンチ力には定評があり、顔面へのストレートパンチで対戦相手が左眼眼窩底骨折、鼻骨骨折してしまうほどのパンチ力をもっています。

ボディーブローでのKO勝ち経験もあり、関節技では、フロントチョークスリーパーで勝利をおさめたこともありますが、戦術的にはパンチで相手を倒すタイプと言えます。

プロ選手としての悩み

レーナ選手は、判定勝ちが多い選手です。

レーナ 戦績

これは、シュートボクシングとキックボクシングでの戦績です。

女子選手の中では、ラウンド数を戦っていると言えるでしょう。

一時期レーナ選手は、パンチ力はあるのに、倒す力が無いと揶揄されたこともあり、引退を考えたこともあったそうです。
しかし上記戦績ではKO負けはないのです。

KO負けがないということは、いかにディフェンスが上手い選手かということがわかります。

そしてスタミナがある、ということも言えますね。

夢を見て東京へ

レーナ選手は2015年6月、長年所属していた大阪の道場から、東京の道場に移籍しました。
理由としては、「自身の格闘技人生の残りを考えて移籍を決意しました」とコメントを発表しています。

また、女子シュートボクシング三連覇を達成した後、試合へのモチベーションの維持が難しいと言うコメントも発表しています。

 

後輩を指導する事も多くなり、格闘家としてこれで終わりにはしたくはないという、レーナ選手のポリシーがあったと思います。

オーストラリアでの単身修行では、オーストラリアの女子総合格闘家のトップ選手と出逢い、格闘技への考え方の方向を変えて行きたいと思ったそうです。

自身を追い込みたいと言う理由での移籍でした。

格闘家としてもっと強くなりたいと言う思いでの決断したのでしょう。

最強の絶対女王

MMA5戦を振り返る

道場移籍後、1試合目を勝利で飾ったレーナ選手は2015年12月31日、総合格闘技のRIZINのイリアーナ・ヴァレンティーノ戦でMMAデビュー戦を飾り、2ラウンド跳びつき腕ひじき逆十字固めを決め、総合格闘技初勝利を挙げました。

試合後のインタビューでレーナ選手は跳びついてみたかったのでと、コメントしていました。

2戦目は山本美優選手と対戦。山本美優選手は女子アマチュアレスリングの世界大会金メダリストとして活躍をしていた選手でしたので、日本人女性対決として話題になりましたが1ラウンド、アームトライアングルチョークで連勝。

山本選手にタックルを仕掛けられピンチと思われましたが、試合後のコメントでレーナ選手は、テイクダウンは取られましたが、抑え込む力はなかったと話し、強さを見せつけた一戦となりました。

3戦目はハンナ・タイソン選手と対戦、3ラウンド左三日月蹴りでKO勝ち。

試合後のコメントでは、MMAでは3ラウンドを戦った事がなかったのでいい経験になりましたと話しています。
ここで3連勝。

4戦目はドーラ・ペリエシュ選手と対戦、1ラウンド左ボディーブローでKO勝ち。
試合後には、「まだまだ強い人が居ますので、今の私なら取られますね。でもまだ、この場では1番でいたいので」とコメントを寄せています。

5戦目はアンディ・ウイン選手と対戦、1ラウンド左ボディーブローでKO勝ち。
アンディ・ウィン選手は前日の計量で250g体重をオーバー、レーナ選手は、試合後のインタビューで「はっきり言って、ムカついていました。試合前は寝ていましたので、いい気分転換になりました。」とコメント。

今後のレーナ選手の総合格闘技の課題は?

レーナ選手はここまで、5連勝と勢いがありますが、今後のレーナ選手の課題としては、アマレス出身者のパウンド(タックルから相手を倒し顔面を殴る)を得意とするパウンダータイプの選手を、レーナ選手が得意とするパンチでダメージを与えられるかがポイントになると思います。

打撃系の選手とは手が合いますので、今現在のレーナ選手であれば自信があると思います。

 

まとめ

「絶対女王」

女子格闘技の絶対女王と言われるレーナ選手、最近ではタックルを覚えて更に自身の技術の幅を広げた感があります。

シュートボクシングでは、敵無しと言っても過言ではないと思います。

今後は減量と言うハードルをいかにしてクリアして行くのかと言う課題はありますが、彼女の平常時の体重が50Kgですので、気にする点はないと思います。

同年代の選手との対決が待ち遠しいですが、それはMMAの本場アメリカUFCでの闘い迄の楽しみですね。

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