人物と事件背景に複雑な心理要素あり!1話から見なくてもハマる、刑事ゆがみの魅力

刑事ゆがみ

浅野忠信×神木隆之介さんの最強で最高のタッグと俳優魂

浅野忠信(あさのただのぶ)さんと神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さんの最強でこぼこ相棒(バディ)が価値観をぶつけながら、歪んだ犯罪心理を持つ凶悪犯や、“わけあり”すぎる背景を抱えた関係者達に関わりながら、事件を“ちゃっかり”、“執念深く”解決に繋げる、「刑事ゆがみ」。

その物語が12月14日に、最終回を迎えましたが、“泣けます”、“笑えます”、そして、これまでの弓神の行動すべてが一つのパズルピースのように繋がっていて爽快感を感じさせました。
弓神のように、クラスに一人はいそうなお調子者だけど、実は高知能で先を読んだ故の行動力を持った刑事と、真面目で熱血な若手だけど、少々、計算高い、羽生のキャラクター性や、彼らだからこそのそれぞれの個性と知恵を発揮しながら事件を捜査していく物語は本当に面白く、1話から見たことなかった私でも、とてものめり込んでしまいましたね。

浅野忠信さんの弓神適当(ゆがみゆきまさ)は、“超”がつくほどのだらしなさと、人をからかったりする困った刑事ですが、頭の回転が非常に速く、人の心理を読み取り、巧みな話術で警戒心を解かせてから、本題に鋭く突っ込み、犯人逮捕に繋げる“ベテラン”なのです。

浅野さんが役者として、弓神が実在しているかのように“魅せる”演技がまた圧巻で、ふざけるユーモアと、犯人や関係者の心を探り、心理カウンセラーのように寄り添うふりをしつつ、真実を見抜く為ならどんな違法捜査でも構わないところが魅力です。

神木隆之介さんの羽生虎夫(はにゅうとらお)は、一見、“ゆとり世代”を思わせる平凡な若者ですが、熱い志を持ちながら、弓神や疑わしい人物には毒舌を吐く出世欲が強い刑事。
弓神の相棒として、彼の常識外れの捜査に振り回されつつも、彼を仕事をする上での同志として信頼しています。
「千と千尋の神隠し」の坊役で一躍注目され、「おおかみこどもの雨と雪」や、「バケモノの子」で有名な、細田守(ほそだまもる)監督作品の一つ、「サマーウォーズ」にて、気弱で恋愛に奥手ながらも、ずば抜けた数学の才能を持つ主人公を演じた事や、昨年大ヒットした映画、「君の名は」では、第11回声優アワード主演男優賞の受賞歴があります。

現在でも24歳の若手実力派俳優として、広瀬すずさんとの共演したドラマ、学校のカイダンでも、子役から俳優として「急成長」をし続ける彼の、頭脳が長けたスピーチライターの青年、雫井(しずくい)を演じて話題になりました。

刑事ゆがみの簡単なあらすじ紹介

弓神適当はかつて優秀な刑事として賞をもらうほど、有能でした。
その抜群の捜査能力に衰えはありませんが、違法捜査をしてまでも事件を深く追求するので、職場では手が焼ける存在です。

彼の相棒になった羽生は、弓神の大胆不敵な行動に呆れて悪態を口にしつつも、彼の人間性と、どんな事をしてでも人の為に一生懸命になる情に熱い性格を次第に理解していきます。

弓神の同期であり、“姉御肌”な強行犯係係長、稲森いずみさん演じる管能理香も彼の型破りな調査の行方を心配していました。

弓神と羽生は数々の複雑な人間心理と過去のトラウマが絡み合う事件を追いながら、お互いに捜査のやり方の違いに意見をぶつけ合ってでも、また一人、誰かの心を救い、悪を制していきます。

ベストオブ3“ゆがみ”エピソード!

刑事ゆがみを見て、私が個人的に選んだおすすめエピソードをご紹介します。

第3位 “直虎”新井美羽に涙が止まらない!11歳の哀しき決断

女城主直虎で、“今年の顔”とも思う、“期待の新星”子役、新井美羽さん。

とても小柄で、愛嬌ある笑顔と喋り方は直虎で見ていても、和みますよね。

そんな彼女が、「ゆがみ」では、実父の自殺現場を目撃してしまった父子家庭の少女、光希を演じたのですが、光希はゆがみと羽生に関わるうちに、父が死んだ“本当の理由”を知り、その事に最も深く関係する、新田真剣佑(あらたまっけんゆう)さん扮する貝取勝平というIT起業家に復讐をしようとするのです。

また、このエピソードは、「ポケモンGO」を思わせる架空のゲームが登場し、世間の話題性も取り入れるコミカルな要素も取り入れられていて面白さがありました。

羽生がそのゲームについて光希と意気投合するぐらい話を弾ませているところと、弓神のジェネレーションギャップが笑いどころです。

その「あるシーン」では、幼い彼女が力も敵わない大人の男性に刃物を持って立ち向かうのですが、友達と遊んだり、学校で過ごすことが普通の日常である彼女が、知らないほうがいいこともあるんだなって感じさせる理由が潜んでました。

もういいよ・・・って声を掛けたくなります。

たった11歳で、母親はおらず、祖父と父と平凡に暮らしてきた光希にとって、生きている親として愛情を注いでくれた父と貝取の関係も勿論ですが、まだ将来ある彼女が父の無念を晴らす為にあんな行動に出てしまう・・・そして、弓神に、「お父さんを返して!」と、純粋な思いを切実に訴える姿に涙が止まりませんでしたね。

「刑事ゆがみ」を全話見た方も、一度も見た事がない方の為にも敢えてこれ以上のネタバレは控えますが、「愛らしさ」が一度見たら忘れられない、新井美羽さんの「愛らしさ」が180度豹変する高い演技力や、若手の“今年の顔”、新田真剣佑さんの“二面性”ある役柄と物語が見どころです。

第2位 シングルマザーの正義と弓神の無念

弓神がかつて逮捕した“透明人間”の異名を持つ窃盗犯だった女性、猿渡愛実。
彼女は現在、キャバクラで働きながら昼間の仕事を探しつつ、児童養護施設に預けている一人息子、実と再び、親子で生活できるように更生しようとしていました。

しかし、愛実は「ある事件」により、遺体となって発見されてしまいます。
弓神は彼女の更生を信じていたことから何としても事件を掘り起こす為に奮闘。

やがて、明らかになる哀しき母の正義が招いた事件の真相に胸が詰まりました。
このエピソードの見どころは、“遠く離れた母の愛”、“なにが本当の黒か”ということです。
実は母の愛実を他人呼ばわりし、自分には無関係だと言わんばかりな態度をとりますが、その彼も弓神と羽生の調査から知る、母の命を懸けた行動と哀しき末路を知り、離れていても、どこにでもいる親子でありたかった強い気持ちを、口では悪態をついていますが、受け止めるところは救われましたね。
弓神と羽生が悲しい結末になってしまったけれど、親子の絆を繋げた印象深いエピソードなのでおすすめします。

第1位 弓神が追い続けた伝説の事件の終焉!ヒズミに隠された事実に涙腺崩壊!

弓神が羽生の次に、影の“ピンチヒッター”として頼りにしている、若手女性ハッカー、ヒズミ。
家族も本名も不明で、弓神から“ヒズミ”というあだ名でしか呼ばれていないミステリアスな可愛い女の子です。

しかし、彼女は、弓神がずっと気がかりになっている大きなケース、「ロイコ事件」にて、両親を小説家の横島不二実によって殺害され、両親の遺体を見たそのトラウマから失声症とパニック障害を併せ持ってしまいました・・・。

この事件は横島が犯人だと思われていて、これまでのエピソードでも、弓神がなんとかしたいと思って執念深く進展がないか追っているところが箇所箇所見られます。

「ロイコ」という自身の小説の世界観を模した横島が起こした身勝手な犯罪は本当に謎に包まれており、「刑事ゆがみ」の中で、最終回を飾る最も重要なエピソードでした。

頭痛薬の“ズキズキ美月”でお馴染みの小悪魔的な雰囲気を持つ女優、山本美月さんがヒズミを演じましたが、もう彼女の演技力には脱帽です。

ヒズミは過去の壮絶なトラウマから声を発せない代わりに筆談やインターネットで、弓神とコミュニケーションをとりながら彼をサポートしてきました。

そんなクールで知的な彼女とロイコ事件の真犯人、横島、そして、ヒズミの両親にまつわる衝撃的な真実が次々と明るみになり、彼女が言葉を話せなくなったこと、事件の記憶がない事、そして何よりも、ロイコ事件の発端となった、彼女の心の傷がとても深いところが、ストーリーとしての見どころでもあり、とても涙なしには見られないラストでした。

ヒズミは光希を遥に上回る子ども時代の“ある事”がきっかけで離せなくなってしまったとは・・・。
また、オダギリジョーさん演じた、横島がまさに、“愉快犯”って感じで恐すぎるんです。
「サトラレ」などで好青年のイメージが強いオダギリさんの怪演ぶりは必見!
残忍性がある男、横島は見るからに“やばい奴”を匂わせるのですが、弓神が彼にした“ある行動”により、大どんでん返しが待っているんですね。

横島は焼死して事件は解決したはずなのですが、葬られていた奥深い真実が、弓神と羽生によって解明され、真相がばれた弓神が何故か、羽生や菅能など仲間達の前から姿を消して、怪しげな行動を取ったり・・・頭のキレた弓神には“ある考え”があったのです。

以上、私がおすすめする「刑事ゆがみ」についての魅力でした。

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