「不登校」は問題なのか??小学校をサボりまくっていた私が思うこと

不登校

不登校に対するイメージ

皆さんは、「不登校」と聞いて、どんなイメージを持たれるでしょうか。

人によって違うとは思いますが、良いイメージを持つ方はほとんどいないと思います。

しかし私は、「不登校」と聞いても、全く悪いイメージを持ちません。
(正確にいうと、昔は悪いイメージを持っていた時期もありました。でも今は違います)

なぜなら、ほかならぬ私自身、小学生のころよく学校をサボっていましたし、それよって困ったことは一度もないからです。
ちなみに高校の時にも、がっこうをサボりまくっていましたね。
高2までは部活があって、部活は楽しくてしょうがなかったので、そのついでで授業にも毎日出ていました。
けれども部活を引退した瞬間、学校ににあまり魅力を感じなくなってしまい、サボりがちになりました。
とはいっても完全に「不登校」だったわけではなく、「友達に会いたいな」と思った日は行っていました。(友達との関係は良好でした。学校に行かなかったのは人間関係が原因ではなく、学校の授業がつまらなかいと感じていたのが原因です)

ただ、小学生の時は、人間関係で大いに悩んでいました。
仲良くしていたグループでいじめが起こり、「嫌だなあ」と思ってちょっと距離を取ろうとしたら今度は自分がいじめられた、ということもありましたし、小学校低学年の時には、チックをからかわれて嫌な思いをしたりもしました。
そのうえ学校生活の大半を占める「授業」も決して楽しいとは思えなかったので、もう「学校に行く」ということを考えること自体、私にとっては苦痛でした。

しかし「学校に行きたくない」というと、両親は「行きなさい」と言います。
仮病を使ってももちろん見破られ、「そんなに体調が悪いなら病院に行くか」と。

両親もまた、「嫌だという理由だけで学校へ行かない」ということに対して、良いイメージは持っていなかったのだと思います。
まあ、結局私があまりにも行きたくないと言い張ったので、行かずに済みましたが(笑)

不登校は悪ではない

一方で、「学校へ行かない」ということを、悪いことだと捉えない人もいます。

先日知り合いの男性と話しているとき、その男性の娘さんの話になったのですが、どうもその娘さん(中学生)は、学校に行っていないらしいのです。
しかしその男性は、別に娘が不登校であることを悪いことだと思っている風はなく、恥じる様子ももちろんなく、ただ淡々と「勉強が嫌いで学校にはいっていない」と話していらっしゃいました。
その娘さんは、家で好きなことをして過ごしているそうです。

私も、自分が学校をサボっていたことを、恥ずかしいとは全く思いません。
ストレスを感じたり、嫌なことがあるのに、無理して行く必要がどこにあるのでしょうか。
むしろ、学校が嫌だと言っている子を、無理やり行かせることの方が不健全だと私は思います。

 

ほとんどの子どもは、「学校をサボってでもやりたいこと」がなにかしらあると思います。
私の場合、それは「本を読むこと」「文章を書くこと」「ピアノを弾くこと」「歌うこと」、そして「縄跳びをすること」(笑)でした(小学2年生で三重跳びが連続でできるようになったことはちょっとした自慢です。)

読書をしたり、その本を暗唱したり(なぜだか知りませんが、私は幼いころから本を「暗唱」することが大好きで、よく暗唱したものを両親や祖父母に自慢気に披露していたのを覚えています)、誰に読ませるわけでもなく小説を書いたり、ピアノを弾いたり、好きな歌を熱唱したりしているうちに、私は自然と感性を磨き、知識を身につけ、自分の世界観を作り上げていきました。(もちろん当時はそんなことは意識しておらず、ただ自分のやりたいことに熱中していただけでした)

自慢のような話になってしまいますが、私は「感受性が豊かだよね」とか「強い意志を持っているよね」とか言われるここが多いですが、これはおそらく、上のような幼少時代があったからではないかと思っています。
その点、私に学校に行けと言いながらも、結局は無理やり行かせることはしなかった両親に大変感謝しています。

 

「社会に出て仕事をするようになったら、やりたくなくても、やらなくてはいけないことはたくさんある。小学生のうちから、そういうことにも慣れておくべきだ」「学校に行かなければ、必要な学力が身につかない」という意見もあるかもしれません。

しかし、本当にそうでしょうか。
まず「やりたくなくてもやらなくてはいけないこと」ですが、それは本当に「やらなくてはいけないこと」なのでしょうか。「やらなくてはいけないと思い込んでいること」ではないのでしょうか。


自分のやりたいことだけして生計を立てている人はたくさんいます。
もちろんそういう人たちが、ごく少数派であることは百も承知です。

しかし、だれでも、「やりたいことをして生きていける可能性」は持っていると思うのです。
「学校に行くのが嫌だ」という意志表示をして、それを行動に移す(学校に行かない)子は、「我慢して学校に行く子」より、「嫌だと思うことはせず、やりたいことをやる」という意志の強い子、と見ることができると思います。
学校に行かずにやりたいことに熱中させてあげれば、どんどん好きなことを見つけ出し、その子にしかない豊かな感性、そして才能を開花させるかもしれません。
そういう子を無理に「普通の子」の枠に押し込もうとして学校に行かせるのは、「その子がかわいそう」なのはもちろんのこと、社会にとっても損失だと思うのです。
なぜなら、「ストレスのない環境で自由に才能を開花させ、将来世の中に大きな還元をしてくれるかもしれない子」に、無理に「嫌なこと」をさせてその子の時間とエネルギーを奪い、人格まで歪めてしまうかもしれないのです。心を追い詰めて、精神的な病になってしまう可能性も大いにあります。

次に「学力」についてですが、不登校でも、勉強することはできます。むしろ、自分の興味があることに没頭できますから、ある意味「学んでいる時間」は、学校に行くよりも長くなる可能性すらあると思います。なにも、机に座って先生の板書をノートに写すことだけが「勉強」ではありません。

子どもの気持ち

子どもを持ったこともない私が言えることではないかもしれませんが、もっとも大切なのは、「子どもの気持ち」だと思います。

子どものころ、「親が自分の気持ちを理解し、尊重してくれている」と感じた時、だれでも大きな喜びを感じたのではないでしょうか。

子どもが不登校であれば、それをネガティブに受け止めるのではなく、「この子は別のところで才能を開花させるのかもしれない」という期待と愛情、そして余裕をもって接してあげるのが一番だと思います。

 

ただ、「本当は学校に行きたいのに、〇〇(人間関係やコンプレックス、成績不振など)のせいで行けない」という子もいるかもしれません。

そういう場合は、本人に「学校に行きたい」という気持ちがあるわけですから、学校に行けるようになるよう、問題解決の道を一緒に考えてあげる必要があるでしょう。
その問題を克服して再び学校に行けるようになった時の喜びは非常に大きなものでしょうし、そのプロセスを経て、その子は一回りも二回りも成長することと思います。

けれども、何度も言っているように、(幼いころの私のように)子どもがはっきりと「学校に行きたくない」と感じている時は、それを見守ってあげるのが一番だと思います。
そうするうちに、急に「やっぱり行きたい」と言い出して登校するかもしれませんし、ずっと不登校のままだったとしても、自分なりに、マイペースに成長を遂げていくのではないでしょうか。
少なくとも、嫌がるのに無理に学校に行かせては、ますます学校を嫌いになり、そして自信もなくしていってしまうでしょう。

まとめ

「不登校」への対応についてまとめました。

「対応」といっても、主張しているのはほぼ「見守ってあげてください」ということだけなのですが。

みなさんのご参考になれば幸いです。

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