小学生に超おすすめの本『小公女』~セーラが私にくれたもの~

小公女

「小学生のうちの子どもにもう少し読書をさせたいけれど、どんな本を読ませればいいのかわからない」と悩んでらっしゃる親御さんは、少なくないと思います。

今日は、小学生におすすめの本、『小公女』をご紹介しようと思います。

 

『小公女』(『リトル・プリンセス』)という本のタイトルを聞いたことがないという人は、おそらくめったにいないのではないでしょうか。

そのくらい、この本は日本でも有名になっています。

あまりにも有名なので、わたしもいつこの物語を知ったのかは覚えていません。

ただ、この物語、とくに主人公セーラが、幼い私の心に大きな影響を与えたことだけは確かです。もちろん良い影響です。

今回は、小学生のお子さんを持っていらっしゃる親御さん向けに、この本をおすすめしたく、記事を書くことにしました。

もちろん中学生でも高校生でも大人でも楽しく読めるとは思うのですが、おそらくこの本をすべて理解できるのは、小学校中学年か、早くても小学校低学年だと思います。
まあもしかしたら幼稚園生でも理解してしまうお子さんがいるかもしれませんが。
ただ、基本的には小学生以上向けだと思います。

作者フランシス・ホジソン・バーネットについて

『小公女』の作者であるフランシス・ホジソン・バーネットはアメリカ合衆国の小説家・劇作家ですが、生まれはイギリスです。

「バーネット夫人」という呼び名でご存知の方も多いかもしれませんね。

『小公女』以外の代表作には、『小公子』などがあります。

『小公女』あらすじ

主人公セーラは7歳の少女。
幼くして母を亡くしましたが、父の愛情を一身に受けて育ちます。
父親は大金持ちで、愛するセーラに欲しいものを何でも与え、甘やかして育てました。

セーラの家にはたくさんの召使たちが使え、セーラは幼いころから王女様のような扱いを受けてきたのです。

しかしセーラは、わがままで手の付けられない子には育ちませんでした。
そればかりか、大変賢く、感受性が豊かで、優しい女の子へと成長しました。
物事について深く考えるのが得意で、想像を膨らませるのが大好きでした。

 

セーラと父親はお互いを深く愛していましたが、セーラが寄宿学校に入るにあたり、父と遠く離れて暮らさなければならなくなります。

父親は、セーラが不自由することが無いよう、学校にたくさんの要求をしました。
大きな個室を用意させ、専用のメイドやポニーまでつけたのです。もちろん、その為にかかるお金はすべて払うという約束で。

寄宿学校の校長であるミンチン女史は、セーラの父が学校に多額の寄付をしてくれるので、表向きはセーラを大変丁重に扱いましたが、内心ではお姫様のように甘やかされて育ったセーラを快く思っていませんでした。

しかも学校に入ってまもないころ、フランス語の授業で、セーラがミンチンに恥をかかせるようなことが起こってしまい、このときからミンチンはますますセーラを憎むようになったのでした。

一方セーラは、持って生まれた魅力を発揮して生徒たちの人気者になります。
(もちろん、この手のお話にはよくある通り、セーラを妬み憎む子たちもいましたが。)

学校の幼い子供たちは、心優しく聡明なセーラを心から敬い、慕うようになります。
また、アーメンガードという同年代の親友もできましたし、下働きの少女(ベッキー)とも仲良くなりました。

 

このように楽しく学校生活を送る中で、セーラの心にはある考えが芽生えてきます。
それは、「王女様(プリンセス)のようでありたい」ということ。

セーラが思い描く「王女様」というのは、見かけが美しかったり、たくさんものを持っている、という意味ではありません。
王女様のように誇り高く、いつも人に温かみを分け与えられるような、そんな人でありたいと願うようになったのです。

しかし、そんな「王女様」のようなセーラにも、試練の時が訪れます。
最愛の父が亡くなり、悲しみのどん底に突き落とされたうえ、父の財産もすべて失われ、セーラは学校の下働きにされてしまうのでした。

それでもセーラは、どんなにつらいことが起ころうともけっして誇りを失わず、「王女様」らしさを貫きます。

 

・・・有名な話なので、ここから先どうなるか、ご存知の方も多いかもしれません。
でもさすがに全部ネタバレしてしまうのは良くない気がするので、ここらへんでやめておきます(笑)

『小公女』から受けた影響

私はこの『小公女』が本当に大好きで、大きくなってからも何度も読んだり、アニメ版「小公女セーラ」を見たり、海外で製作された映画やドラマを見たりしました。

Youtubeでも見ることができます。(このテレビ映画は原作とは少し設定が違い、話の順序が異なっていたり、セーラの年齢が少し上だったりしますが、物語の大筋は同じです。)
前編と後編に分かれています。

私は『小公女』から、本当に強い影響を受けました。

私は小説に深く入り込んでしまうタイプで、色々な登場人物の影響を受けやすいのですが、その中でもとりわけ強い影響を受けたのが、この『小公女』の主人公セーラです。

とくに小さいころは、少し嫌なこと、面倒なこと、辛いことがあった時、「セーラならどう考えるだろうか」「セーラならどう行動するだろう」と思い描くことがありました。

素晴らしく聡明で優しく、誇り高いセーラに対し、子ども心に強いあこがれを抱いていたのです。

私は、「あこがれ」というのは、子どもを大きく成長させる要素だと思っています。
あこがれの対象は、周りのおとなや年上のこどもでもいいですし、物語の登場人物でも構いません。

憧れを抱くことによって、子どもは「自分もその人に近づけるよう努力したい」と感じるようになり、成長につながるのではないかと思います。

まとめ

お伝えしてきたように、私は『小公女』から、良い影響をたくさん受けました。

皆さんも是非お子さんには、良い影響をもたらしてくれる本をたくさん与えてあげてください。
「どのような本を子どもに与えるか」というのは、「どのような子どもに育つか」ということに、強く影響すると思います。

読書が子供に与える影響については、以下のサイトさんも参考になると思います。よろしければご覧ください。

子供時代の読書が与える影響はどんなもの?

 

『小公女』は、私がぜひたくさんの子どもに読んでもらいたいと思うおすすめの本の中の一冊です。

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